知財活用のイノベーションで差別化を

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学校法人金沢工業大学
マルチフィンガー半導体構造

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マルチフィンガー半導体構造

本特許(JP 2023-028725 A)は、PNBT SOI-FET(Silicon-On-Insulator Field-Effect Transistor)を並列接続しても特性乱れを防ぐマルチフィンガー半導体構造に関するものです。従来、複数のSOI-FETを並列接続すると、各トランジスタのボディ電位がわずかに異なるため、しきい値電圧(Vth)やId-Vg特性にばらつきが発生し、アナログ特性や電流マッチング精度が劣化する課題がありました。本発明の構造では、各単位半導体構造(1A, 1B, 1C, …)が、ソース・ドレイン・第1ゲート・ボディコンタクト部を有し、そのボディコンタクト部とソース/ドレイン間に、反対型の半導体層を設ける構成を採用。この半導体層を介して全フィンガーのボディを一体化することで、ボディ電位を均一化し、Id-Vg特性の乱れを防止します。結果として、複数トランジスタを並列動作させる高出力回路でも、安定した特性と低リークを両立可能。高精度アナログICやRF回路、低消費電力CMOS設計に有効な構造です。

つまりは、PNBT SOI-FETを並列接続してもId-Vg特性が乱れない。ボディコンタクト一体化構造で、アナログ信号にも強い高信頼トランジスタ技術です。

AIによる特許活用案

おすすめマルチフィンガー構造SOI-FETアナログ回路安定化

  • アナログ増幅器やバッファ回路
  • 複数FETの並列動作でも電流マッチングを維持し、高精度信号増幅を実現。

  • 高出力ドライバIC
  • 複数SOIトランジスタを統一電位で制御し、過渡特性の安定化を図る。

  • 低リーク電力回路
  • ボディ電位の均一化によりリーク電流を抑制し、省電力化を推進。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2021-134599
発明の名称マルチフィンガー半導体構造
出願人/権利者学校法人金沢工業大学
公開番号特開2023-028725
登録番号特許第7654256号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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