知財活用のイノベーションで差別化を

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日本放送協会
符号化装置、復号装置、及びプログラム

日本放送協会
符号化装置、復号装置、及びプログラム

本特許(JP 2024-087085 A)は、ブロック単位の映像符号化におけるデブロッキングフィルタ(ブロック境界補正処理)の制御方法に関するものです。映像をブロックに分割して符号化する方式では、隣接ブロック間で輝度や色差が生じやすく、いわゆる「ブロックノイズ」が画質劣化の原因となります。従来は、画質改善のためにフィルタ強度を一律に設定していましたが、過度な平滑化により映像がぼやける課題がありました。本発明の符号化装置は、重み係数を用いた重み付き双予測処理部(181a)により複数画像から予測ブロックを生成し、さらに隣接ブロック間で適用された重み係数を解析して、**デブロッキングフィルタの制御部(161)**がその強度を自動調整します。これにより、フィルタ処理を画面全体で最適化し、ノイズ除去と解像感維持を両立。符号化効率と画質の両方を高めることが可能となり、AI制御型の映像コーデック技術として、次世代のVVC/H.266標準にも応用可能です。

つまりは、ブロック境界の“ぼけ”も“ちらつき”も見逃さない。重み係数に応じてフィルタを自動制御し、鮮明さと圧縮効率を両立するソニーの符号化技術です。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2024-074538
発明の名称符号化装置、復号装置、及びプログラム
出願人/権利者日本放送協会
公開番号特開2024-087085
登録番号特許第7656120号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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