知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人物質・材料研究機構
熱電材料、その製造方法およびその熱電発電素子

国立研究開発法人物質・材料研究機構
熱電材料、その製造方法およびその熱電発電素子

本特許(JP 2023-002878 A)は、珪化クロム(CrSi₂)を主成分とする熱電材料、その製造方法および熱電発電素子に関するものです。従来の熱電材料では、出力性能を高めるために高価な希少元素や複雑なプロセスが必要であり、コスト面・量産性に課題がありました。本発明では、CrSi₂を主成分とする原料粉末を溶媒に分散させて原料スラリーを形成し、磁場を印加しながら固化成形することで、粒子のc軸方向への配向を制御。得られた成形体を焼結して、配向性の高い焼結体を生成します。これにより、熱電性能の異方性を最適化し、電子輸送を促進しつつ、熱伝導を抑制。結果として、高いゼーベック係数と電力因子を兼ね備えたCrSi₂系熱電材料を実現します。環境廃熱回収や自動車排気熱発電、宇宙探査機の電源など、エネルギー再利用技術の中核となる材料技術です。

つまりは、環境熱を電気に変える!磁場中で粒子を配向させたCrSi₂多結晶が、優れた熱電変換効率を実現。クリーン発電の鍵を握る革新的セラミック材料です。

AIによる特許活用案

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  • 宇宙機器・遠隔設備の独立電源
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活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2021-103696
発明の名称熱電材料、その製造方法およびその熱電発電素子
出願人/権利者国立研究開発法人物質・材料研究機構
公開番号特開2023-002878
登録番号特許第7656911号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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