知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人物質・材料研究機構
遷移金属カルコゲナイド層状膜の形成方法およびそのための装置

国立研究開発法人物質・材料研究機構
遷移金属カルコゲナイド層状膜の形成方法およびそのための装置

本特許(JP 2022-037889 A)は、大面積かつ低コストで高品質な遷移金属カルコゲナイド(TMD: Transition Metal Dichalcogenide)層状膜を形成する方法に関するものです。TMDは、次世代トランジスタ・光デバイス・センサー材料として注目されていますが、従来のCVD(化学気相成長)やスパッタ法では、膜厚制御が難しく、均一性や成膜コストが課題でした。本発明では、遷移金属ブロックを酸化し、その表面に遷移金属酸化物層を形成。次に、その酸化物を昇華させ、専用配管を介して第1の不活性キャリアガスとともに酸化物ガスを基板上に供給します。同時に、カルコゲン原子(S, Se, Teなど)を含む反応性ガスを第2の不活性キャリアガスとともに導入し、基板を加熱。これにより、気相中で酸化物ガスとカルコゲンガスが反応して高結晶性のTMD層状膜が生成されます。高制御性・高安定性を兼ね備え、半導体製造・光電デバイス製造などへの応用が期待される技術です。

つまりは、酸化物を気化して再構成。大面積・低コストで高品質な遷移金属カルコゲナイド(TMD)層を形成する、東芝の新しい気相合成プロセスです。

AIによる特許活用案

おすすめ成膜プロセス半導体材料カルコゲナイド膜

  • 次世代2D半導体の量産プロセスとして活用
  • MoS₂/WS₂などの均一な単層・多層膜を大面積で形成し、低消費電力電子デバイスに展開。

  • 光センサーや透明電子材料への応用
  • 光吸収特性に優れたTMD膜をフォトデバイスに利用。

  • 電池・触媒材料の表面制御
  • 大面積で制御性の高い薄膜が得られるため、電極活性層の高性能化に寄与。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2021-105480
発明の名称遷移金属カルコゲナイド層状膜の形成方法およびそのための装置
出願人/権利者国立研究開発法人物質・材料研究機構
公開番号特開2022-037889
登録番号特許第7656914号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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