国立研究開発法人物質・材料研究機構
薬剤放出器具

国立研究開発法人物質・材料研究機構
薬剤放出器具
本特許(JP 2023-009319 A)は、光を利用して薬剤を放出または射出する薬剤放出器具に関するものです。従来のドラッグデリバリーシステムでは、針による注入や圧力差を利用した噴射などが主流でしたが、侵襲性や装置の大型化、制御の難しさが課題でした。本発明の薬剤放出器具は、光源部と薬剤供給部を備え、光源部から照射された光によって薬剤を放出します。光源部にはレーザーまたは発光ダイオード(LED)を用いることができ、薬剤供給部は光透過性材料で形成され、薬剤放出口には多孔質材料・高分子材料・繊維集合体・浸透膜・逆浸透膜のいずれかを採用可能です。これにより、光照射による加熱・圧力変化・化学反応をトリガーとして薬剤を放出することが可能となり、極めて精密な投与制御を実現。内視鏡治療・マイクロデバイス・経皮ドラッグデリバリーなど、非侵襲かつ局所的な薬剤投与への応用が期待されています。
つまりは、光を照射するだけで薬剤を放出。針も圧力も使わず、光エネルギーで薬を精密に送り出す新しいドラッグデリバリー技術です。
AIによる特許活用案
おすすめ薬剤放出光デバイス多孔質材料
- 皮膚貼付型の光制御ドラッグデリバリー
- 美容デバイスの有効成分導入
- マイクロ流体チップでの薬剤投与制御
LED照射で必要な量だけ薬剤を皮膚側へ透過・放出できる。
美容液を光で微量噴出し、スキンケア機器と統合可能。
光照射位置を変えるだけで、微小流路へ正確に薬剤を放出。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 | ASK 実証実験 | ASK サンプル・プロトタイプ | ASK
特許評価書
- 権利概要
| 出願番号 | 特願2021-112466 |
| 発明の名称 | 薬剤放出器具 |
| 出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
| 公開番号 | 特開2023-009319 |
| 登録番号 | 特許第7656916号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です
