日本放送協会
伝送システム

日本放送協会
伝送システム
本特許(JP 2022-136772 A)は、IPネットワーク上で発生するパケット欠損に対し、低コストかつ高信頼に信号を伝送できる通信装置・システム・プログラムに関するものです。近年、放送・映像伝送・IoT分野では、IP伝送が主流となる一方で、通信経路上のノイズや遅延によるデータ損失が問題となっていました。本発明の通信装置(送信装置)は、第1~第Nのデータ列に基づき冗長データ列を生成し、第(N+1)のデータ列として送信します。受信側では、仮に任意の第iデータ列(1≦i≦N)が欠損しても、残りのデータ列と冗長データ列から欠損データを復元可能です。これにより、従来の二重伝送方式(複数回線使用)を不要とし、単一経路で高い耐障害性を確保。映像・音声信号のリアルタイム伝送や、ライブ配信・クラウド制御・リモート手術など、データロスが許されない環境に最適な通信基盤を提供します。
つまりは、1つのデータ欠損も瞬時に復元。IPベースの映像・音声伝送を低コストで安定化する、冗長符号化を用いた次世代通信装置です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 | ASK 実証実験 | ASK サンプル・プロトタイプ | ASK
特許評価書
- 権利概要
| 出願番号 | 特願2021-036549 |
| 発明の名称 | 伝送システム |
| 出願人/権利者 | 日本放送協会 |
| 公開番号 | 特開2022-136772 |
| 登録番号 | 特許第7657077号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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