知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人情報通信研究機構
暗号鍵生成装置、暗号鍵生成プログラムおよび暗号鍵生成・消去方法

国立研究開発法人情報通信研究機構
暗号鍵生成装置、暗号鍵生成プログラムおよび暗号鍵生成・消去方法

本特許(JP 2022-149498 A)は、量子鍵配送(Quantum Key Distribution:QKD)によって得られた共有鍵を基に、安全に消去可能な暗号鍵を生成する装置に関するものです。従来のQKDでは、送受信者間で生成された共有鍵を暗号処理に利用する際、記憶装置内に鍵が残留するリスクが課題でした。本発明の暗号鍵生成装置(2)は、共有鍵K₀を第1鍵K₁(不揮発メモリに保存)と第2鍵K₂(揮発メモリに保存)に分離し、K₂をさらにK₁と同じ鍵長に拡張した第3鍵K₃を生成。その後、K₁とK₃の**排他的論理和(XOR)**演算により暗号鍵K₄を算出します。K₄は揮発性メモリにのみ保持され、電源遮断で自動的に消去可能。これにより、暗号鍵の漏えいリスクを最小化し、量子通信環境における「完全消去可能な安全鍵」の生成を実現します。政府・金融・防衛など高セキュリティ分野への応用が期待される技術です。

つまりは、量子鍵配送(QKD)で生成された共有鍵を、安全に消去できる暗号鍵へ変換。不揮発・揮発メモリを組み合わせ、情報漏えいリスクを極限まで低減します。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2021-051694
発明の名称暗号鍵生成装置、暗号鍵生成プログラムおよび暗号鍵生成・消去方法
出願人/権利者国立研究開発法人情報通信研究機構
公開番号特開2022-149498
登録番号特許第7658558号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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