知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
すすの排出特性評価方法及びすすの排出特性評価システム

国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
すすの排出特性評価方法及びすすの排出特性評価システム

本特許(JP 2022-170219 A)は、燃料の燃焼過程におけるすす(スス)生成量をリアルタイムで推定する方法に関するものです。ディーゼルやガソリン直噴エンジンでは、燃焼条件や燃料組成によって発生するすす量が異なり、排出ガスの黒煙や環境負荷の要因となっていました。本発明では、燃料を所定の噴射条件で燃焼させ、その際に発生するC₂ラジカルおよびOHラジカルの自発光を観測。これら活性化学種の時空間的な発光強度分布を解析することで、燃料の組成や燃焼状態を反映したすす生成量を推定します。従来の排気後測定ではなく、燃焼中の光学的情報からリアルタイムでスス量を把握できる点が特徴。これにより、エンジン制御システムは燃焼状態を即時補正でき、排出低減と燃費向上の両立を可能にします。特にカーボンニュートラル燃料や合成燃料の特性評価にも応用でき、次世代燃焼開発における基盤技術として期待されます。

つまりは、燃焼中の光を読み取り、エンジン内部でのすす(スス)生成を高精度に推定。環境性能と燃費を両立する、次世代燃焼制御技術です。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2021-076206
発明の名称すすの排出特性評価方法及びすすの排出特性評価システム
出願人/権利者国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
公開番号特開2022-170219
登録番号特許第7659811号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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