知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
推定装置、推定装置の制御方法および推定プログラム

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
推定装置、推定装置の制御方法および推定プログラム

本特許(JP 2023-108877 A)は、撮像画像上で重なり合った果実を個別に識別するための推定装置に関するものです。果樹園や収穫ロボットなどの自動画像解析では、果実が重なって映ることで個数・位置の誤認識が発生し、収穫制御の精度を下げる課題がありました。本発明の推定装置(1)は、画像中の果実領域を自動的に検出する検出部(121)、対象となる領域を特定する特定部(122)、深度情報を用いた教師なし学習により画素をクラスタリングするクラスタリング部(123)、およびクラスタリング結果から果実間の境界を推定する**推定部(124)**を備えています。これにより、異なる果実の輪郭を高精度に分離・識別でき、RGB画像では困難だった“重なり”の判別を自動で実現。特定の果樹種に依存せず、多品種の果実検出にも応用可能です。収穫ロボット、自動選果、果実生育モニタリングなど、AI農業の中核技術として期待されます。

つまりは、果実が重なっていても、AIが深度データをもとに一つひとつを自動認識。教師なし学習で品種・熟度・位置を高精度に判別できる、次世代スマート農業支援技術です。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2022-010166
発明の名称推定装置、推定装置の制御方法および推定プログラム
出願人/権利者国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
公開番号特開2023-108877
登録番号特許第7659825号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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