川上 総一郎
リチウムイオン二次電池

川上 総一郎
リチウムイオン二次電池
本特許(JP 2023-044767 A)は、シリコン系負極の体積膨張による劣化を抑制し、高容量と長寿命を両立するリチウムイオン二次電池の電極構造に関するものです。シリコンは理論容量が高く、次世代負極材料として注目されていますが、充電時にリチウムを吸蔵する際に大きく膨張し、電極の亀裂や電解液の離脱を招くことが課題でした。本発明では、負極を構成する材料として、(1) リチウムを貯蔵・放出するシリコン元素を含む無機材料、(2) 電解液を保持する疎水性多孔質セラミック粒子、(3) 炭素材料、(4) 有機ポリマーバインダーを組み合わせた構造を採用。このセラミック粒子が電解液の保持層として機能し、シリコン膨張時にも電解液が電極内に留まり続けます。結果として、導電経路の断裂を防ぎ、容量劣化を大幅に抑制。高出力・高サイクル寿命のリチウムイオン電池実現に寄与します。
つまりは、充放電を繰り返しても劣化しない。疎水性多孔質セラミック粒子で電解液を保持し、シリコン膨張を吸収。高容量と長寿命を両立する次世代リチウムイオン電池構造です。
AIによる特許活用案
おすすめリチウムイオン電池多孔質セラミック電解液保持
- EV向け高エネルギー密度セルの負極材料として採用
- サイクル寿命を重視した蓄電池の開発
- ハイパワーモバイルバッテリー
シリコン系負極の寿命問題を緩和し、航続距離を向上。
体積膨張耐性が高く、住宅・産業用ESSに最適。
シリコンの高容量を活かしつつ劣化を抑える。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 | ASK 実証実験 | ASK サンプル・プロトタイプ | ASK
特許評価書
- 権利概要
| 出願番号 | 特願2021-152801 |
| 発明の名称 | リチウムイオン二次電池 |
| 出願人/権利者 | 川上 総一郎 |
| 公開番号 | 特開2023-044767 |
| 登録番号 | 特許第7660813号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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