株式会社発明屋
自動車およびコンピューティングシステム

株式会社発明屋
自動車およびコンピューティングシステム
この特許は、主にクラウドコンピューティングシステム(サーバー)と自動車の双方の構成を含み、他車の走行経験情報(運転操作量と走行状況を関連付けた情報)を利用して自車の自動運転能力を向上させることを目的としています。
請求項の詳細 (Claims 1-15)
請求項 1 & 2:核となるシステム構成と機能
請求項1は、自動車に他車の経験情報を提供するコンピューティングシステム(サーバー)と、それを利用する自動車の構成を定義しています。
• コンピューティングシステム(サーバー): 経験情報を受信・データベースに格納し、その情報に基づき最適化された経験情報を生成し、その最適化された情報を複数の車両に送信する機能を持つことが特徴です。最適化情報生成ユニットは、入力データセットから機械学習アルゴリズム(予測分析に基づく)を実行し、学習結果を生成するように構成されます。
• 自動車: 他車から経験情報を受信する受信ユニット、自車の走行状況を入力する入力ユニット、および制御ユニットを含みます。制御ユニットは、入力ユニットからの情報に基づき走行状況をリアルタイムで分析し、その分析結果と受信した他車の経験情報に基づいて、自車の推進力、制動力、または操舵角を調整することで運転支援または自動運転制御を行います。
• 請求項2は、請求項1と同様の構成を持ちますが、特に車両が車庫(ガレージ)に入る際の経験情報(ガレージ駐車経験)の受信と、それに基づく運転支援または自動運転制御に特化しています。
請求項 3-7:周辺技術と通信方法
• 請求項3: 請求項1または2の自動車に、周辺のデータ生成のための検出ユニット、および機械学習アルゴリズム(HOGやSVMなど)を用いてオブジェクトを検出する認識システムをさらに加える構成です。
• 請求項4, 5, 6: 請求項1または2の自動車が、他車の経験情報を受信する際の通信手段として、道路、携帯端末、またはサーバーコンピューター との通信を用いることを定めています。
• 請求項7: 請求項2のコンピューティングシステムに、車庫に設置される装置(経験情報受信・格納・送信ユニット)をさらに含める構成です。この装置は、車両が車庫に入る際の経験情報を収集し、他の車両に提供します。
請求項 8-15:最適化の具体的な目的
請求項8は、請求項1または2の自動車に提供される経験情報が、複数の車両の経験情報であることを明確にしています。請求項9から15は、サーバーが生成する「最適化された経験情報」が、何を基準に最適化されるかという具体的な目的を定めています(請求項8のコンピューティングシステムに付随)。
• 請求項9: エネルギー消費を最小化するように最適化。
• 請求項10: 回生エネルギーを最大化するように最適化。
• 請求項11: 所定の移動距離または移動時間における加速回数または加速時間を最小化するように最適化。
• 請求項12: 所定の移動距離または移動時間におけるブレーキ回数またはブレーキ時間を最小化または最大化するように最適化。
つまりは、この米国特許は、自車(V1)の自動運転能力を、他車(V2)の経験情報を活用して向上させるシステムに関するものです。 自車が未経験のルートや状況にある場合でも、その状況を経験した他車が取得・蓄積した運転データ(経験情報)(運転操作量と走行状況を関連付けた情報など)を受信し、それに基づいて自動運転制御を行います。 これにより、経験のない車両であっても、経験車両と同等レベルの自動運転性能を実現できる点が核心です。経験情報は、クラウドシステムを介して最適化され、複数の車両に配信されることも想定されています。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 | 未 実証実験 | 未 サンプル・プロトタイプ | 無
特許評価書
- 権利概要
| 出願番号 | US15/328,038、PCT/UP2015/070820 |
| 発明の名称 | AUTOMOBILE AND COMPUTING SYSTEM |
| 出願人/権利者 | 株式会社発明屋 |
| 公開番号 | US 2017/0213457 A1 |
| 登録番号 | US 10 , 204 , 516 B2 |
特許取得国: US
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- ライセンス
価格
・事業譲渡の場合 20000万円~10000万円
・ライセンス提供の場合 売上の5%
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