国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
配管の腐食摩耗試験方法及び配管の腐食摩耗試験システム

国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
配管の腐食摩耗試験方法及び配管の腐食摩耗試験システム
本特許(JP 2021-162578 A)は、実機環境に即した条件下で配管内部の腐食および摩耗を評価できる試験方法と試験システムに関するものです。従来の腐食試験では、試験流体中の溶存酸素量(DO)が一定で、実際の配管運転中に見られる酸素濃度の変動を再現できないという課題がありました。本発明では、試験流体中の溶存酸素量を動的に設定・制御する仕組みを導入。具体的には、(1) 試験流体の目標溶存酸素量を設定するステップ(S1)、(2) 酸素または不活性ガスを含む気体含有流体γを試験流体へ供給するステップ(S2)、(3) 溶存酸素量を計測するステップ(S3)、および(4) 設定値と実測値に基づき供給量を自動制御するステップ(S4)から構成されます。これにより、流体の化学的・物理的条件を現場と同等に再現し、腐食や摩耗の進行を高精度に再現可能。発電プラント、化学プラント、配管材料評価など、多分野での材料信頼性向上に貢献します。
つまりは、実際の運転環境を忠実に再現。溶存酸素量をリアルタイムで制御し、配管の腐食・摩耗挙動を正確に評価できる次世代の試験システムです。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 | ASK 実証実験 | ASK サンプル・プロトタイプ | ASK
特許評価書
- 権利概要
| 出願番号 | 特願2021-036709 |
| 発明の名称 | 配管の腐食摩耗試験方法及び配管の腐食摩耗試験システム |
| 出願人/権利者 | 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 |
| 公開番号 | 特開2021-162578 |
| 登録番号 | 特許第7662179号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です
