知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人鳥取大学
ジオバチラス属細菌における組換えタンパク質生産

国立大学法人鳥取大学
ジオバチラス属細菌における組換えタンパク質生産

本特許(JP 2023-033916 A)は、ジオバチラス属細菌における高効率な組換えタンパク質生産を実現するためのプラスミドベクターに関するものです。従来のタンパク質生産では、大腸菌を宿主とする系が一般的でしたが、高温環境に弱く、また毒性タンパク質の発現で宿主が死滅するなどの課題がありました。本発明では、Geobacillus kaustophilus由来のコールドショックタンパク質CspDのプロモーター配列に特定の塩基変異(第200・280塩基、または第265塩基位置の変異)を導入。この改変プロモーターを含むプラスミドを構築することで、ジオバチラス属細菌における発現効率が向上し、大腸菌内での毒性も低減されます。これにより、熱耐性酵素、耐熱構造タンパク質、産業用触媒などの大量生産が可能。高温環境下でも安定して稼働するため、発酵タンクや連続生産ラインへの応用にも最適です。生物工学・産業酵素開発・バイオ燃料研究など、広範な分野で有用な発明です。

つまりは、高温環境でも安定して機能するジオバチラス属細菌に、毒性を抑えた改良型ベクターを導入。従来の大腸菌を超える効率で組換えタンパク質を生産する新しい発現システムです。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2021-139881
発明の名称ジオバチラス属細菌における組換えタンパク質生産
出願人/権利者国立大学法人鳥取大学
公開番号特開2023-033916
登録番号特許第7662190号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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