知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
休眠卵を用いた遺伝子組換えカイコの作製方法

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
休眠卵を用いた遺伝子組換えカイコの作製方法

本特許は、遺伝子組換えカイコを短期間で効率的に作製するための新しい技術に関するものです。カイコ(Bombyx mori)はシルク生産のみならず、医薬品やバイオマテリアルの生産宿主としても注目されていますが、従来の遺伝子組換え技術では、卵の休眠打破や核酸導入の手順に多大な時間と労力を要していました。本発明では、休眠卵をジメチルスルホキシド(DMSO)で処理することで、短時間で休眠状態を解除。その後、目的の核酸を卵に導入することで、効率的に遺伝子組換え個体を得ることが可能になります。DMSO処理により卵膜の透過性が高まり、遺伝子導入効率も向上。これにより、カイコを用いたタンパク質生産や新素材研究など、実用レベルでの遺伝子改変系統を迅速に構築できます。再現性・簡便性に優れ、産業応用に直結する技術として、バイオテクノロジー分野で高い有用性を持つ発明です。

つまりは、カイコの休眠卵をDMSOで短時間に覚醒させ、そのまま核酸を導入。従来よりも手間と時間を大幅に削減できる遺伝子組換え作製法です。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2022-022288
発明の名称休眠卵を用いた遺伝子組換えカイコの作製方法
出願人/権利者国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
公開番号特開2023-119400
登録番号特許第7664633号
  • サブスク
  • 譲渡
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