学校法人東海大学
組織充填材

学校法人東海大学
組織充填材
本特許は、宿主細胞の迅速な進入と生着を可能にしつつ、十分な機械的強度を備えた組織充填材に関するものです。従来の多孔質コラーゲン材料は細胞浸潤性に優れる一方で、内部構造の不均一さや機械的強度の不足が課題でした。本発明の組織充填材は、内部にハニカム構造を有する多孔質コラーゲンスポンジを採用し、その内腔部に線維状コラーゲンを収容しています。ハニカム構造は細胞の侵入経路を明確に規定し、栄養拡散と組織再構築を促進。さらに、線維状コラーゲンが内部支持体として機能し、柔軟性と強度を両立します。これにより、移植後に早期の細胞生着と血管新生を実現し、軟組織や硬組織の欠損補填材として優れた効果を発揮。生体吸収性にも優れ、人工骨・皮膚再生・歯科インプラント補助など幅広い再生医療用途に適用可能な革新的バイオマテリアルです。
つまりは、ハニカム構造のコラーゲンスポンジに線維状コラーゲンを充填。宿主細胞が早期に浸潤・定着し、高い機械的強度と生体親和性を兼ね備えた再生医療用材料です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 | ASK 実証実験 | ASK サンプル・プロトタイプ | ASK
特許評価書
- 権利概要
| 出願番号 | 特願2020-162634 |
| 発明の名称 | 組織充填材 |
| 出願人/権利者 | 学校法人東海大学 |
| 公開番号 | 特開2022-055185 |
| 登録番号 | 特許第7667541号 |
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- 譲渡
- ライセンス
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