知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発情検知器具及び人工授精方法

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発情検知器具及び人工授精方法

本特許は、雌牛の発情を簡易かつ低コストに検知するための器具構造に関するものです。従来、発情の検知には活動量センサーやカメラなどのICT機器を用いた高価なシステムが必要でしたが、小規模畜産では導入コストが課題でした。本発明の**発情検知器具(10)は、液体(F)を収容する容器(12)を備え、発情期に雌牛が他の牛の背に乗る「乗駕許容行動」により発生する圧力を利用。圧力が加わると、容器の排出口(20)**から液体(F)が排出され、インジケータ(22)に設けられた滲出部材(24)へと滲み出します。この液体の滲出状態が時間経過とともに変化し、その色や形状を観察することで発情開始からの経過時間を判断可能。これにより、人工授精の最適タイミングを視覚的に特定できます。電子機器を用いずに精度の高い発情判定を実現し、装着・維持コストを大幅に削減できる点が特徴です。酪農現場の自動化や繁殖効率向上に寄与する実用的な発明です。

つまりは、ICTを使わずに発情を正確に検知!圧力で液体が滲み出す構造で、人工授精の最適タイミングを簡単・低コストに把握できる新しい畜産用センサーです。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2021-131688
発明の名称発情検知器具及び人工授精方法
出願人/権利者国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
公開番号特開2023-026068
登録番号特許第7667560号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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