知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
船舶の風力推進システム、及び風力推進システムを装備した船舶

国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
船舶の風力推進システム、及び風力推進システムを装備した船舶

本特許は、マグヌス効果を利用して推力を得るローターを備えた船舶用風力推進システムに関するものです。従来のマグヌスローター(円柱が回転して風を受ける構造)は、推力を得るために大きな直径を必要とし、船舶への搭載スペースや安定性に課題がありました。本発明では、ローターを上方に行くほど直径が大きくなるテーパー形状とすることで、風を受ける面積と流体の渦流特性を最適化。これにより、マグヌス効果による揚力(推力)を増大させつつ、装置の小型化を可能にしています。システムは、船体(1)上に立設されたローター手段(10, 10A)、これを回転駆動する回転駆動手段(20)、および回転制御を行う**制御手段(30)**を備え、風向・風速に応じて最適な回転数制御を実施します。結果として、同一風速条件でも従来型より高い推力を得ることができ、燃料消費量を大幅に削減。カーボンニュートラルな海上輸送の実現に寄与する革新的な風力推進技術です。

つまりは、上に行くほど直径が大きくなる特殊ローターで推力効率を最大化。マグヌス効果を応用し、風をエネルギー源として船を進ませる次世代型風力推進システムです。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2021-057420
発明の名称船舶の風力推進システム、及び風力推進システムを装備した船舶
出願人/権利者国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
公開番号特開2022-154395
登録番号特許第7671056号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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