知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人 長崎大学
ヒトT細胞白血病ウイルスI型感染細胞の腫瘍化クローン検出方法

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ヒトT細胞白血病ウイルスI型感染細胞の腫瘍化クローン検出方法

本特許は、ヒトT細胞白血病ウイルスI型(HTLV-1)感染細胞における腫瘍化クローンの検出方法に関するものです。HTLV-1は成人T細胞白血病(ATL)を引き起こすウイルスとして知られていますが、感染者のすべてが発症するわけではなく、一部の感染細胞が腫瘍化してクローン増殖を起こすことが病態の鍵となります。従来の検出法は、大量の試料や長時間の解析が必要で、早期発見が難しいという課題がありました。本発明の方法では、①患者サンプルからのゲノムDNA抽出、②DNAの制限酵素処理、③DNA断片へのアダプター付加を経て、④HTLV-1プロウイルス配列に特異的なフォワードプライマーと、アダプター配列に結合するリバースプライマーを用いたPCR増幅を実施。その後、⑤増幅産物を検出することで、腫瘍化クローンを簡便かつ短時間で特定します。この技術により、微量サンプルからでも腫瘍化リスクを判定でき、ATL発症予測や治療効果モニタリングに応用可能です。

つまりは、ごく少量のサンプルからHTLV-1感染細胞の腫瘍化クローンを迅速検出。制限酵素とPCRを組み合わせた高感度なウイルス由来DNA解析技術です。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2020-124716
発明の名称ヒトT細胞白血病ウイルスI型感染細胞の腫瘍化クローン検出方法
出願人/権利者国立大学法人 長崎大学
公開番号特開2022-021233
登録番号特許第7672671号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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