本特許は、物体の影像から高精度に体積を算出できる体積測定装置および測定方法に関するものです。従来の体積測定装置は、大型化や光学誤差の影響により、装置サイズの小型化と高精度化を両立することが困難でした。本発明の体積測定装置（10）は、拡散光を発する光源（11）、および照射された光による**測定対象物（W）の影画像を検出するイメージセンサ（12）を備えています。装置の特徴は、光源からの拡散光を平行光に変換して照射するテレセントリック部材（15）と、光路を反射によって延長する光路拡張部材（14）**を組み合わせた点にあります。この構成により、限られた装置サイズでも十分な光学距離を確保し、影の形状と大きさから物体の体積を高精度に導出可能となります。結果として、食品・物流・医療などの分野で、非接触かつ高効率な体積測定を行えるコンパクト光学システムが実現します。

つまりは、拡散光を平行化して影を正確に解析。テレセントリック光学と反射光路設計により、小型でも高精度な体積測定を実現する革新センサー技術です。