国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
合金、水素取出システム、水素吸蔵材、および合金の製造方法

千葉県千葉市稲毛区穴川4-9-1
登録情報の修正申請国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
合金、水素取出システム、水素吸蔵材、および合金の製造方法
千葉県千葉市稲毛区穴川4-9-1
登録情報の修正申請本特許は、常温かつ常圧で水素を吸蔵できる合金に関するものです。従来の水素貯蔵技術は、高温・高圧条件下での吸蔵や特定触媒の使用を必要とし、安全性とコストの両面で課題がありました。本発明では、アルミニウム(Al)と鉄(Fe)/コバルト(Co)/マンガン(Mn)の合金で構成される材料を採用。具体的には、AlₓFe₁₋ₓ(x=0.7〜0.9), AlₓCo₁₋ₓ, AlₓMn₁₋ₓの組成を持ち、内部構造に非晶質領域(アモルファス構造)を形成しています。この合金内部には、密度が低い微小空隙領域(第1領域)が多数分布しており、これらが水素分子を物理的に取り込みやすくしています。隣接する空隙の距離が30nm以下というナノスケール構造を維持することで、表面から深部まで効率的な吸蔵を実現。これにより、外部加圧・加熱を必要とせずに大気中の水素を安全に吸蔵・放出できる特性を持ちます。水素エネルギー社会の実現に向けた低コスト・安全型の新素材として注目されます。
つまりは、アルミを主成分とする非晶質合金で、大気中から常温・常圧で水素を吸蔵。安全で高効率な水素貯蔵を可能にする革新的材料技術です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 | ASK 実証実験 | ASK サンプル・プロトタイプ | ASK
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2021-132850 |
発明の名称 | 合金、水素取出システム、水素吸蔵材、および合金の製造方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 |
住所 | 千葉県千葉市稲毛区穴川4-9-1 |
公開番号 | 特開2022-073947 |
登録番号 | 特許第7680740号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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