知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人山口大学
近交系マウス及び近交系マウスの作製方法

山口県山口市吉田1677−1

登録情報の修正申請

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近交系マウス及び近交系マウスの作製方法

山口県山口市吉田1677−1

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本特許は、好酸球数が増加した近交系マウスを提供する技術に関するものです。従来、Th2免疫反応の解析にはアレルゲン投与などの誘導操作が必要であり、他のサイトカインや個体差の影響を受けやすく、再現性の高い免疫メカニズム研究が困難でした。本発明では、非近交系マウス(例:ICRマウス)を交配し、兄妹交配を25世代以上継続することで、遺伝的に安定した近交系マウスを確立。このマウスは生後6〜18週齢で末梢血中の好酸球数が200/μL以上という特徴を持ち、自然状態でTh2型免疫反応が活性化した状態を示します。これにより、アレルギー性疾患(気管支喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症など)や寄生虫感染、免疫制御機構の研究において、従来モデルよりも簡便かつ定量的な解析が可能となります。外的刺激を必要としない点で倫理的・技術的負担を軽減し、薬効評価や遺伝子改変研究にも有用なマウス系統です。

つまりは、末梢血中で好酸球が自然増加する近交系マウスを開発。アレルギー研究や免疫応答解析をシンプルかつ再現性高く行える革新的実験モデルです。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2021-039540
発明の名称近交系マウス及び近交系マウスの作製方法
出願人/権利者国立大学法人山口大学
住所山口県山口市吉田1677−1
公開番号特開2022-139249
登録番号特許第7691094号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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