知財活用のイノベーションで差別化を

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植月 利一
使用済み核燃料の合理的な処理方法

植月 利一
使用済み核燃料の合理的な処理方法

本特許は、使用済み核燃料から発生する高レベル放射性廃棄物を合理的に処理し、再利用可能な核種の回収と廃棄量の削減を同時に実現する方法に関するものです。従来、再処理後に残る放射性廃棄物は長寿命核種を多く含み、ガラス固化処理によって最終処分されるため、環境負荷やコストの問題が指摘されていました。本発明では、まず使用済み燃料の取出し直後から発生する気体核種を回収する気体槽、硝酸に可溶な核種を扱う可溶物槽、および硝酸に不溶な核種を収容する難溶物槽を用意します。気体槽ではヨウ素などを熱中性子照射して短寿命化し、可溶物槽および難溶物槽では冷中性子を照射して核変換を促進。照射と貯蔵を複数回繰り返すことで、長寿命核種を短寿命または安定核種に変換します。さらに、生成した酸化物を沸点の低い塩化物へ変換し、分留や遠心分離により核種を分離・再資源化します。これにより、ガラス固化が必要な廃棄核種量を最小限に抑え、核燃料サイクルの持続性を飛躍的に高める技術です。

つまりは、気体・可溶性・不溶性核種をそれぞれ分離し、照射と分留を繰り返すことで短寿命・安定核種へ転換。高レベル放射性廃棄物の量を最小化する画期的な再資源化技術です。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2023-131725
発明の名称使用済み核燃料の合理的な処理方法
出願人/権利者植月 利一
公開番号特開2023-168643
登録番号特許第7691459号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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