知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人物質・材料研究機構
汚染土壌から放射性セシウムを除去する方法

茨城県つくば市千現1-2-1

登録情報の修正申請

国立研究開発法人物質・材料研究機構
汚染土壌から放射性セシウムを除去する方法

茨城県つくば市千現1-2-1

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本特許は、放射性セシウムで汚染された土壌や廃棄物からセシウムを効率的に除去する方法に関するものです。従来の除染技術は、薬液処理や焼却などにより大規模設備を要し、処理コストや二次廃棄物の増加が課題でした。本発明では、**融点が400℃以上1000℃未満の金属ハロゲン化物(例:塩化アルミニウム、塩化カルシウムなど)**を含む処理剤を汚染土壌と混合し、金属ハロゲン化物の融点以上で加熱します。この加熱処理によって、土壌中の放射性セシウムが化学的に反応・移動しやすくなり、次に行う酸水溶液による洗浄工程で効果的に除去できます。従来に比べてセシウムの除去率が高く、かつ処理後の土壌の性質を大きく損なわないため、再利用が可能となります。この方法は、福島第一原発事故後の除染作業など、放射性物質汚染地域での環境修復に応用可能であり、低コストで持続可能な除染技術として注目されています。

つまりは、融点制御された金属ハロゲン化物を利用し、加熱と酸洗浄で放射性セシウムを効率的に除去。汚染土壌の再利用を可能にする環境修復技術です。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化     | ASK 実証実験          | ASK サンプル・プロトタイプ   | ASK

特許評価書

  • 権利概要
出願番号特願2021-142049
発明の名称汚染土壌から放射性セシウムを除去する方法
出願人/権利者国立研究開発法人物質・材料研究機構
住所茨城県つくば市千現1-2-1
公開番号特開2023-035302
登録番号特許第7692603号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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