国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
高性能減圧ろ過装置でラボ作業を効率化

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
高性能減圧ろ過装置でラボ作業を効率化
この減圧ろ過装置は、容器の上方にフィルターを配した漏斗を設け、原液を注液し、容器内を減圧することで、フィルター上に残湾を残し、容器側にろ液を流下させる。装置は漏斗が上方に配される第1基台と、容器の上方に配される第2基台、そして第1基台と第2基台を連通し、漏寸の導下管が挿通される中通孔と、吐通孔内と容器内からの排気を行う吸引口を有する。この構造により、昇降動作によって漏斗と容器の位置を調整し、操作性を向上させることが可能となる。さらに、装置は圧力センサーを用いて漏斗内と容器内の圧力を検出し、その検出値に基づいてアクチュエーターに対して制御指令を発信する制御部を有し、精密な操作が可能となる。
つまりは、本発明は、漏斗に注いだ原液を減圧によりろ液に分離する減圧ろ過装置に関し、特に効率と操作性を向上させたものです。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 化学工業ヘルスケアファーマシューティカル
- ラボ作業の効率化
- フィルタリング精度の向上
- 環境負荷の軽減
従来のろ過鐘を用いた減圧ろ過操作は、準備に時間がかかり、重量のあるろ過鐘を扱う労力も必要でした。本発明を活用することで、ラボ作業の効率化と作業者の負担軽減が期待できます。
本発明の減圧ろ過装置は、圧力センサーからの検出値に基づいて制御指令を発信することができ、より精密なフィルタリング操作が可能となります。これにより、高い精度のフィルタリングが求められる医療や製薬業界での利用に適しています。
本発明の減圧ろ過装置は、漏斗が合成樹脂材料で構成されており、従来のガラス製のろ過鐘に代わる環境負荷の低い材料を活用しています。これにより、環境負荷の軽減と持続可能な研究環境の構築に貢献します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2020-061755 |
発明の名称 | 減圧ろ過装置 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
公開番号 | 特開2021-159815 |
登録番号 | 特許第0007197867号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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