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【東京都公立大学法人】非接触物体操作のための超音波制御システム

触れずに操る:革新的な超音波振動子制御技術

ステージ上の物体を物理的に接触することなく拾い上げることができる超音波制御システム。振動子アレイが発生する超音波の大きさと位相を精密に制御し、目標波動場を形成することで非接触操作を実現します。

特許内容の解説

本発明は、ステージに置かれている物体を非接触で拾い上げることができる振動子の制御装置に関するものです。半球体の球帯ごとに並べて配置された振動子が発生する超音波の大きさ及び位相を制御し、物体を物理的に接触することなく操作することができます。

主な構成要素と機能

  1. 振動子アレイ
    • 半球体の球帯ごとに並べて配置された振動子で構成され、超音波を発生します。
  2. 制御装置
    • 振動子が発生する超音波の大きさおよび位相を制御します。
  3. 目標波動場
    • 振動子が発生する超音波とステージを反射する超音波により形成され、物体を非接触で操作するための波動場を構築します。

動作原理

このシステムは、振動子アレイを使用して超音波を発生し、その大きさと位相を制御することで、ステージ上の物体を非接触で拾い上げることができます。発生した超音波はステージで反射され、目標波動場が形成されます。これにより、物体に接触することなく正確に操作することが可能となります。

利点

  • 非接触操作:物理的に接触せずに物体を操作できるため、デリケートな物体の取り扱いが容易です。
  • 精密制御:超音波の大きさと位相を精密に制御することで、高精度な操作が可能です。
  • 多用途な応用:医療、電子機器、製造業など、さまざまな分野での応用が期待されます。

 

AIによる特許活用案

おすすめ医療機器電子機器製造精密工業

  • 医療分野での応用
  • 医療機器において、デリケートな試料の非接触操作を可能にし、診断や治療の精度を向上させます。

  • 電子機器製造
  • 電子部品の非接触取り扱いにより、製造過程での損傷を防ぎ、高品質な製品を提供します。

  • 精密工業
  • 精密部品の取り扱いにおいて、高精度な非接触操作を実現し、作業効率を向上させます。

  • 権利概要
出願番号特願2021-190456
出願日2021/11/24
発明の名称制御装置及び制御方法
出願人/権利者東京都公立大学法人
住所
公開番号特開2023-077

特許取得国:

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

#弁理士コメント

この特許は、物体を非接触で操作するための超音波制御技術を提供しており、特にデリケートな物体の取り扱いにおいて非常に有用です。振動子アレイの制御による高精度な操作が可能であり、さまざまな産業分野での応用が期待される点が優れています。

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